202109

島根県看護連盟会長 川合政恵

 

若葉薫る好季節となりました。2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症は変異しながら人々の命、暮らしを脅かし続け、世界中が混沌とした状況のなかにあります。医療の最前線で働く看護職の皆さまにとって、心穏やかな日々が一日でも早く訪れることを願うばかりです。

会員の皆様には連盟活動へのご支援・ご協力をいただきありがとうございます。この1年間、COVID-19感染症対策を取り、当初計画していた事業の一部を縮小・中止する形をとりながらも活動を進めることができました。昨年12月には、県連盟60周年記念式典を執り行い、60年の節目を飛躍台として更なる発展を目指し活動することをお示しさせていただきました。

さて、昨年11月の第49回衆議院議員選挙においては、あべ俊子議員、たかがい恵美子議員が会員の皆さまの力強いご支援をいただき当選を果たすことができました。現在、国政において諸課題の解決のためにご尽力されております。

本年7月は第26回参議院選挙です。2月の日本看護連盟総会において看護連盟組織内候補予定者として、とものうりお氏が決定いたしました。とものう氏は看護職のチカラになりたいと新たなステージ、立法の世界を目指す決意をし、自身が取組む5つの看護政策を明示されています。

看護職には解決しなければならない重要課題があります。今、改めて私たち看護職は、看護の代表議員を政策決定の場に送リ出すことを強く意識し行動する必要があります。看護専門職として、医療や看護政策の決定に影響を及ぼしていくことは、看護の未来づくりのためにとても重要なことであります。看護協会、看護連盟の会員力でもって、看護の代表が活躍できる場を頑張って確保してまいりましょう。

会員の皆様には、今後とも連盟組織のパワーアップに向け一層のご理解とご協力をお願いいたします。

来る6月26日、島根県看護連盟通常総会を開催いたします。感染対策をとって規模を縮小しての開催となりますが、会員の皆様の総会へのご参加をお待ちしています。